会社に敵対する反会社勢力

今年の7月頃から様々な経営者の方から労働問題の相談が増えています。
いわゆる問題社員の対応です。
私は問題社員を以下のように定義しています。

問題社員とは、自分がやるべきことをやらずに権利ばかり主張し、
注意指導されても改善しようとせず、
会社の方針にも従わずに自己中心的な言動で組織に悪影響を及ぼす社員のこと

このような問題社員に周囲が振り回され、疲弊し、仕事のパフォーマンスも
落ちていくため生産性も低下していきます。

私は前職の人事部の時代から労働問題対応に取組んできて、
独立後も一貫して経営者側に立った労働問題対応を主軸としてきました。

私はこうした問題社員を見ていく中で、会社を構成する人材を

・業務遂行能力・成果
・会社の価値観・経営者の想いに対する共感度

という2つの基準で整理してみました。

業務遂行能力・成果の軸は端的に言うと、仕事ができるかできないかという
ことになります。

できる・普通・できない

という感じです。

会社の価値観・経営者の想いに対する共感度の軸は端的に言うと
会社が好きか嫌いかということになります。

好き・どちらでもない・嫌い

という感じです。

この2つの軸で分けると9のカテゴリーになります。
そして9つのカテゴリーを3つのカテゴリーに分けています。

この図は問題社員対応のセミナーで必ず説明するのですが、
多くの参加者の方が説明を聞いて納得されます。

私はこのマトリックス図の中で組織を乱すゾーンの人々を
反会社勢力と命名しました。
反会社勢力の定義は以下のように定義しています。

反会社勢力とは、会社の方針に従わず、
自分本位の身勝手な行為や迷惑行為により、
組織に悪影響を及ぼす社員

こうした反会社勢力は他の社員を自分の仲間に引き入れようとしたりする
こともあるので本当に困ります。

私が思うのは、

会社が嫌いなら辞めればいいのに

ということです。

世の中は人手不足というのが悪魔の呪文のように連呼されていて
人手不足の呪いにかかっている会社は多いわけです。
だからその気になれば転職できるはずです。

「社長がムカつく」
「ウチの会社はブラックだ」

と愚痴や文句を言って、仕事もたいしてできない人

仕事はできるけど、会社の方針やルールにケチばかりつけて従おうとしない人

職業選択の自由があるのだから不満があるのであればサッサと辞めて
自分が理想とする職場を求めていけばいいじゃないですか。

会社で働くということは、守られている反面、その会社のルールに従うということです。
このルールというのは会社の方針、いわゆる就業規則といった社内ルールだけではなく、
社内の目に見えない慣習などもあります。

会社で働くというのは会社で決められた範囲の中で行動し、成果を出して貢献することです。
自分の好き勝手にやりたいのであれば、自分で独立して会社を作ればいいんです。

私は会社と反会社勢力双方にとって良いのは、価値観が合わないのだから辞めてもらった方が
良いと思っています。